春というのは、どうもせわしない季節である。
基本はテレワーク、出社は週1ほどの生活をしている。しかし年度末から年度始めにかけては週3ペースで出社が続き、いつもの生活リズムが大きく崩れていった。
不在がちになると、ふたりに寂しい思いをさせてしまったのではないか?と気になるものである。しかしよく考えてみれば、テレワーク中だってそんなに構ってあげているわけではない。不在なだけで、キャッツにとってはいつもと同じだったのかもしれない。むしろ「飼い主いないぜ、イエ~~イ!」だったかもしれない…
実際、ふたりともマイペースは変わらずだった。
とはいえ、まったく影響がなかったとも言えない。
じゃらしが短いと、運動会が始まる
飼い主が仕事で疲れていると、じゃらしの時間が短くなる。これは避けがたい現実である。
するとどうなるか?フラストレーションが溜まった猫たちは、夜ににゃんプロ、もしくは運動会を開催する。しかもその開催時刻は、だいたいにおいて、飼い主がそろそろ静かにしてほしいと切実に願う、就寝直前の時間帯である。さぁ寝ようと布団をめくった瞬間が開催の合図だ。
寝ているところを全力で走り回られるのは、かわいいが普通に危ない。よって疲れていても、就寝前までにはできる限りじゃらしておく必要がある。これは猫のためでもあるが、飼い主の身の安全のためでもある。猫との暮らしにおいて、じゃらしは娯楽ではなく、治安維持活動でもある。
ただ、疲れた飼い主のじゃらしは、表現力の乏しい退屈なものだったのではないだろうか…猫じゃらし20本追加したら飽きた|猫おもちゃ沼の記録

報酬前払い制度の成立と、おしろさんの執念
出勤する日には、朝ちゅーるを半分ずつ支給することになっている。お留守番の報酬前払い制度である。
この制度の成立の経緯だが、引き取ったばかりのころ、外出の際は同居の老犬の安全を守るためにキャッツにはケージへ入ってもらっていた。「ケージに入れて申し訳ない」という飼い主の後ろめたさが、このちゅーるを生んだ。今はもうケージに入れることもなくなったが、制度だけはならわしとして、今もなお続いているのであった。
この制度の最も熱心な支持者が、食いしん坊のおしろさんである。
飼い主が出勤の支度を始めると、おしろさんはちゅーるの入った棚の前に、すでに陣取っている。家を出るまでにまだ30分以上も余裕があるのだが、そういった事情は一切考慮されない。その佇まいは明らかに「早くちゅーるをよこせ、そして早く出社しろ」と言っている。寂しいやら悲しいやら。
しかしおかげで、遅刻はしなくなった。



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