猫飼いたい!と願っていたら、サイベリアン2匹がやってきた話。

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先代猫を亡くして3年。
再びご縁はないかと「猫はいね゛ぇ~が~」となまはげのように職場や友人に聞いて回る私。

そんなある日、トリマー仲間の友人から送られてきたのは2匹の猫の写真。
青い目にうっすら茶色の前髪の白い猫。
ゴールドのまん丸な瞳、チリチリおヒゲの黒いハチワレ。
「どっちがいい?」のひとこと。いや意味わからん。そもそも猫に優劣なんてないし、反射的に「どっちも!」と返信していた。

聞けば、保護施設に預けられた猫で、里親を探しているとのこと。

保護施設との交渉
(友人を介してのやり取りになったのですが、簡潔に会話形式で)

保護施設の方:ペットショップで売れ残って、ブリーダーに返されたんです。体格も年齢も大きくなってしまって、譲渡会でも里親が決まりにくいと思います。もしよければ、どちらか引き取っていただけませんか?

私:(まさかの逆オファー!なんてこった!) その2匹の情報をくれ?里親になる条件は?

施設:兄妹と聞いています。白がメス、黒がオスです。2~3歳くらい。性格はよいです。動物病院で働いていた元トリマーさんですよね?条件はありません。

私:(えっ?情報それだけ?でも条件なし!こんなチャンスもう無いぞ!)そうですか…兄妹なら引き離すわけにもいかない。よし、2匹とも引き取ろう!

施設:え?2匹?マジで?

私:ああ…マジだ。

施設:ちな、サイベリアンです。

私:え?マジで?

あっという間に商談成立。
こうして本人(本猫)に会うことなく、画像だけで引き取ることが決まったのでした。

「サイベリアンです」

サイベリアン!あの大型長毛種の?私の憧れの!その情報、後出しにするか?
狭い賃貸にズボラな私。…いやいや、私が迎えちゃいけない系の高貴なお猫様では?とガクブル。性格は良いと言っていたが。お世話をしている人には良いかもしれないが、見ず知らずの私にはシャーシャーかもしれんぞ?商談成立後に事の重大さに気づく(笑)
しかし、友人が「ペットショップのケージで暮らすよりマシでしょ?君は元トリマーでしょ?動物病院で働いていたならシャーシャーも慣れてるでしょ」と後押し?してくれたのだ。

猫を迎える前に

猫を家族に迎えるときは、どんな猫が自分に合うかを考えるのは大切です。
ペットショップから迎えるのか、保護猫か? 活発な若い猫か、落ち着いた壮年の猫か? 体格や猫種・性別、手入れのしやすさ、そして自分のライフスタイル。何より飼い主には「その命を終えるまで適切に飼養する終生飼養の責任」が有り、動物愛護管理法が改正され明示されました。決して勢いだけでお迎えしないよう、しっかりと検討して下さい。ん?私?勢いだけじゃないよ~(;´∀`)

なまはげ効果

不思議なことに、その直後から会社の同僚や先輩から立て続けに「近所で猫の里親募集してるよ」と連絡が舞い込みました。どうやら、なまはげ効果が遅れて効いてしまったようです。意外と使えるかもしれません。なまはげでのお迎えも選択肢に!

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